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farmer's serai の野菜に洋野菜が出荷され始めました。それをきっかけに洋ランチも始めました。鶏肉、またはビーフハンバーグのシチューです。ソースは小麦粉やドミグラスなどいっさい使いません。（粉っぽくてちょっとしつこくて、私が好きではないからです。（笑））まず野菜（玉葱、人参、セロリ等）をクタクタになるまで煮込んで、それを全部裏ごしします。それに赤ワイン（なるべく美味しい物を一本近く）とトマトピューレを入れてさらに半分になるまで煮詰めます。その時にお肉をバターでソテーして一緒に煮込みます。最後に能登のいしるや、岩塩、イギリスのウースターソース、グレービーソースなどで味を整えて出来上がり！たったこれだけなんですが、とてもさっぱり味のシチューです。この調味料の中で、一番はやはり能登のいしるです。味をグンと引き締めてくれますし、旨みがうんと増します。沢山のフレンチレストランでも使われています。でもこれが作られている石川県の普通の家庭では、あまり使われていないんですねえ。こんなに旨みが沢山ある魚醤は意外と少ないと思います。東南アジアのニョクマムや秋田の塩汁（しょっつる）などが有名ですし、北九州にも「かつおの魚醤」があります。でも、旨み成分がずば抜けて多いのが、この能登のいしるだと私は思います。だから沢山の料理屋さんで使われるのだと思います。和食に限らず、フレンチ、イタリアン、なんでもOKのこのいしる、ホントに重宝です。farmer's serai の「夢つくし」の白いご飯かパンでどうぞ！